夜間起きてしまう原因は?
こんにちは。HARISM稲田です。
今日は、夜間覚醒についてです。
治療していても患者様からよく聞くお悩みです。
とくに冬はこのお悩みが多くなります。
冬に増える「中途覚醒・夜中に目が覚める」原因は糖質不足かもしれません。
「夜中の2〜3時に目が覚める」
「トイレに行きたくなって、そのまま眠れない」
「朝まで眠った気がしない」
この原因は自律神経の乱れや年齢のせいだと思われがちですが、
実は見落とされやすい大きな要因があります。
それが「糖質不足による夜間低血糖」です。
冬はなぜ睡眠障害が起きやすいのか
冬は体にとってとても過酷な季節です。
・寒さによるエネルギー消耗
・日照時間の短さ
・血流の低下
・自律神経の切り替え負担
冬は実は熱を作り出す作用が働くためエネルギー消費が高くなります。
これは自律神経の働きにより自動的にそうなります。
そこに
「糖質を控えた食事」
「夜は太るからご飯を食べない」
また夕飯の時間が早く朝ご飯まで長時間空腹が続く
といったことが続くと寝ている間に血糖を保ちにくくなります。
夜間低血糖が起きると、体では何が起きる?
睡眠中、血糖値が下がりすぎると
体は命を守るために緊急モードに入ります。
・アドレナリン
・コルチゾール
といった覚醒ホルモンが分泌され、
無理やり血糖を上げようとします。
その結果…
・突然目が覚める
・嫌な夢を見る
・動悸
・不安感
・トイレに行きたくなる
といった形で
中途覚醒として現れます。
つまりこれは
「眠れない体質」ではなく
体が必死に生き延びようとしている反応なのです。
また東洋医学で見る「冬」と「睡眠」
東洋医学では、冬は
「腎(じん)」の季節とされています。
腎は
・生命エネルギーの貯蔵
・成長・老化
・ホルモン・睡眠
と深く関わる臓腑です。
腎が弱る(=腎虚)と、
・冷えやすい
・夜に目が覚める
・眠りが浅い
・不安感が出やすい
・腰痛がある
といった症状が出やすくなります。
特に40代以上になってくると自然と腎の気が減少し始めます。
そこに
糖質不足 → 血糖値乱高下する→エネルギー不足
→眠りを継続するためのホルモンも作れない→中途覚醒
となります。
糖質は「眠るための栄養」
糖質は
「太るもの」
「控えるべきもの」
と思われがちですが、
本来は体と脳を安心させるための重要なエネルギー源です。
特に夜間は、
・血糖を安定させる
・副腎を守る
・自律神経を落ち着かせる
という大切な役割があります。
糖質が不足すると、
体はずっと緊張状態から抜けられません。
私が考える改善のポイント
① 夜の糖質量を調整
・今現在の糖質量から10〜20%増やす
ざっくりでよいです。
② 冷たい糖質は避ける
冬は特に
・冷たいデザート
・冷えた果物
よりも温かいご飯・スープ・煮物を
冷えは血糖の乱れを助長します。
③ 夕食が遅い人は「分割」
夕食が遅くなりがちな方は、
・夕方に軽く糖質(夕飯とは別に)
・夜は消化の良いもの(胃に負担をかけない)
と分けることで
夜間低血糖を防げます。
④ そもそも腎を補う生活を
・早く寝る
・足首を温める
・無理をしすぎない
これは東洋医学的にも
睡眠改善の基本です。
食べ方を少し変えるだけで、
眠りは驚くほど変わることもあります。
HARISMでは
鍼灸・東洋医学・栄養の視点から
「眠れる体」を一緒に整えていきます。
「年齢のせい」と諦める前に、
今の体に合ったケアを始めてみませんか?
気になる方は栄養相談というメニューがありますのでご相談ください!

